京都の“和”、江戸の“和”

“和”といえば、どうしても京都というのがブランドのようです。とにかく日本で千年余りの歴史があり、町並みも古き良き日本の風情がたくさん残っています。

東京の近代的な通りを着物を着て歩くと何か違和感がありますが、京都ならしっくりくる。雑貨ひとつでも和柄が似合うのは、京都の町並みです。

しかし、現代の“和”のイメージを作ってきたのは、実は江戸時代という考え方もあります。確かに江戸時代は、たかだか何百年前と京都には並ぶべくもありませんが、それだけに、現代にまで伝わる“日本らしさ”は、江戸時代に作られたものが多いのではないでしょうか。

たとえば、欧米の人が日本らしさを感じる美人画は江戸時代の浮世絵であったり、日本食の代表といわれる寿司や天ぷらも、今日の形は、江戸時代につくられました。

それに江戸は職人の町でしたから、工芸品にも優れた物が多い。いい意味でも悪い意味でも頑固だった江戸っ子の職人は、こと物作りに関しても非常に頑固で、非常に優れた工芸品を多く造り出しています。

京都が“はんなり”なら、江戸は“粋”ということでしょうか。
posted by mog525 at 00:00 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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